材質 |
規格例/説明 |
SUS410
(マルテンサイト系) |
SUS410(S)
熱処理により、高強度と耐摩耗性を獲得できる。一般に焼きなました後に加工をし、その後に再度熱処理をして強度、靭性を向上させる。しかし、耐食性はオーステナイト系に劣る。 |
SUS430
(フェライト系) |
SUS410L/430(LX)
基本的に焼きなまし状態で使用されるため、軟質で延性に富み良好な加工性と耐食性を持っている。熱処理による強度向上は不可。 |
SUS304/301
(オーステナイト系) |
SUS301(L)/304(L,J1)/316(L)/XM7
一般に耐食性、加工性、溶接性に優れており、各種用途に広く使用されている。冷間加工により強度の向上が見込める。フェライト系同様、熱処理による強度向上は不可。 |
SUS630/631
(析出硬化系) |
SUS630/631
優れた加工性と、高強度を実現。固溶化処理後の軟らかい状態で加工し、低温で熱処理。加工後の熱処理温度が低いので、歪みを抑えることができる。熱処理後の引張強度はSUS304の約2倍。
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ばね鋼 |
SUS301/304/630
ばね鋼についても対応いたします。 |
形状 |
棒、板、パイプ、アングルなど各種形状 |
表面研磨 |
鏡面、ヘアライン、2Bなどの表面研磨 |